Farmの挑戦
The Farmの挑戦
温暖な気候と肥沃な土壌を持つ、農業が盛んな淡路島で、株式会社The Farmは高嶋開発工学研究所による複合発酵技術を取り入れた農薬や化学肥料を使わない農法を採用し、持続可能な農業を推進しています。
「遊休耕作地の再生」


遊休耕作地を再開墾していきます。現在は兵庫県洲本市と栃木県宇都宮市で確保しており、2025年には栃木県佐野市での確保を予定しています。廃屋を壊して農地に転用します。
明治維新後の急激な人口増加に対し、高収量の品種・化学肥料・農薬による大量生産が行われましたが、今こそ自然の力に立ち返る時です。
「生産と販売」


明治維新後の急激な人口増加に対し、高収量の品種の種を目指し、化学肥料と農薬で大量生産が行われました。1960年代には「緑の革命」も起きました。あれから半世紀。人々の意識も変わり、農薬や化学肥料が農業の基本ではなくなりつつあります。弊社では既存の農業スタイルから脱し、「健康な土から健康な食材の収穫を目指し、酵素や微生物を生かしたかつて行われていた昔の農法を取り入れた農作物を作っています。農薬や化学肥料を使わずに収穫した農作物は、収穫量が増えるだけでなく、味も格段に美味しくなります。
複合発酵技術では、好気性菌と嫌気性菌を併用することで自然の力を最大限に活かした持続可能な農法を実現しています。土壌改良材に微生物を使用し浄化した水を利用しています。
「人材育成」


日本人・外国人が協力し、次世代の農業を担う人材を育てています。2050年には世界人口が97億人に達すると言われ、農業の国際展開が不可欠です。20億人分以上の食糧需要増が見込まれます。グローバルマーケットは拡大し、テクノロジーを駆使した日本の食料を輸出する時代がやってきます。日本政 府も食料輸出に力を入れており、The Farmも自社の農作物を海外へ販売する計画をしています。また、農業従事者としてフィリピンから特定技能外国人を受け入れて人材派遣と並行して、農法の伝授を行っています。
The Farmでは外国人技能実習生も受け入れ、農業のノウハウを共有しながらグローバルに展開しています。